◎ 進級条件・卒業要件、履修上の留意点
- (1) 進級条件および卒業要件が一番下の表にまとめてあります。 進級・卒業するためには、各年次の必要単位数を満たすのみならず、科目区分ごとの要件も満たさなければなりません。これらの条件や要件のうちの一つでも欠けると、進級や卒業が遅れることになります。卒業に向けて綿密な履修計画を立てて実行してください。
- (2)下記の科目は本学科で学習を進める上で重要な基礎をなします。かならず履修してください。
- ・1 年生の「自然科学の方法(電気)」 は、高等学校から大学への学習のつながりを滑らかにするために設置されている科目です。また,「情報リテラシーと表現技術」は、 スキルの修得に必要な科目、「デザインとテクノロジー」は、電気電子工学の基礎を養成できる科目です。
- ・2 年生の数学科目(「応用数学(電気)」、「応用解析(電気)」、「応用線形代数」、「複素関数論(電気)」、「基礎数値解析」、「確率統計(電気)」)、ならびに情報系2科目(「プログラミング言語C(電気)」、「プログラミング言語Fortran(電気)」)は、専門科目を理解し、卒業研究を行うために必要不可欠な内容を多く含みます。
- ・「科学実験I・Ⅱ・Ⅲ」、は、専門科目の実験、卒業研究等の実験において必要とされるセンスを身に付けるために重要な科目です。
- ※「文章作法」は、実験レポートや卒業研究論文執筆の際に必要とされる作文技術を学べる重要な科目です。本科目は抽選科目のため、全員が履修できるわけではありませんが、積極的に履修してください。
- ※「英語資格試験準備講座」は、TOEICのスコア向上に資する科目です。大学院入試等の様々な試験でのスコアが活用されています。全員が履修できるわけではありませんが、積 極的に履修してください。
- (3) 電気電子工学科では、卒業後の広範な進路に対応するため5つのコースを設定しています。5つのコースの概要と推奨する科目は「コースについて」を参照下さい。このコース分類はあくまでも一つの目安であり、複数のコースにまたがった履修も可能です。また、各履修モデルはあくまでも一例であり、そのコースのゼミ(研究室)に所属するための条件ではありません。
- (4) 電気電子工学科卒業後に得られる取得資格および受験資格が「資格の案内」にまとめてあります。本学科で取得可能な貴重な資格ですので、将来のキャリア形成との関係をよく考えて、履修計画に組み込んでください。
- (5) 3 年生、4 年生に実施する卒業ゼミ関係の科目(電気電子演習セミナー、卒業研究セミナー、卒業研究実験)は、それぞれ通常春学期に1 回目、秋学期に2 回目の計2 回の履修が必須となります(つまり、電気電子演習セミナー2 単位、卒業研究セミナー2 単位、卒業研究実験4 単位の取得が必要)。但し、留学や休学などを行った場合の履修計画については専任教員に必ず相談するようにしてください。
- (6) 不明な点等がある場合は、クラス担任をはじめとする専任教員(電気電子工学科に所属する教授、准教授、専任講師)に遠慮なく質問してください。
進級条件・卒業要件および履修上の留意点(2023年度以降の入学者用)
教養系科目 | 専門科目 | 公開選択科目 | 合計 | ||||
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英語科目 | 教養科目 | 理系教養科目 | 学部共通・自学科専門科目 | 他学科専門科目 | *2016年以降入学者のみ | ||
第1学年から第2学年に進級 | 6単位以上 | 30単位以上 | |||||
第2学年から第3学年に進級 | 必須20単位以上 | 64単位以上 | |||||
第3学年から第4学年に進級 | 8単位 | 必修28単位以上(選択必修4単位以上) | 100単位以上 | ||||
卒業要件 | 8単位 | 12単位以上 | 12単位以上(必修6単位を含む) | 62単位以上(必修39単位・選択必修4単位以上を含む) | 124単位以上 | ||
計32単位以上 | 計80単位以上 | 卒業要件算入は最大12単位 |
教養系科目 | 合計 | ||||
---|---|---|---|---|---|
英語科目 | 教養科目 | 理系教養科目 | 累計 | ||
第1学年から第2学年に進級 | 30単位以上 | ||||
第2学年から第3学年に進級 | 64単位以上 | ||||
第3学年から第4学年に進級 | 8単位 | 100単位以上 | |||
卒業要件 | 8単位 | 12単位以上 | 12単位以上 | 32単位以上 | 124単位以上 |
専門科目 | 合計 | |||
---|---|---|---|---|
学部共通・ 自学科専門科目 | 他学科専門科目 | 累計 | ||
第1学年から第2学年に進級 | 30単位以上 | |||
第2学年から第3学年に進級 | 64単位以上 | |||
第3学年から第4学年に進級 | 必修24単位以上(選択必修4単位以上) | 100単位以上 | ||
卒業要件 | 62単位以上 (必修39単位・選択必修4単位以上を含む) | 124単位以上 |
- ※ 選択必修科目(次ページ専門科目一覧参照)は必修科目に準じた重要科目であり、5科目中2科目(4単位)を必修とします。
- ※ プログラミング言語をより詳しく学習したい学生には、プログラミング言語C++、プログラミング言語JAVAの履修を薦めます。ただし、これらの2科目は他学科主催科目であり、希望者が多い場合には履修が制限されることがあります。
- ※ 卒業要件について:教養系科目の合計32単位と、専門科目の合計80単位の修得だけでは、合計が124単位以上という卒業要件を満たすことができません。さらに12単位以上を専門科目(教養系科目・公開選択科目(2016年度以降入学者のみ)でも可)から修得してください。
- ※毎学期の成績および履修状況は、原則、保証人に通知されます。GPA が低い学生に対しては、適宜面談を行うなどして成績向上のためのサポートを行います。
- ※編入生については、必修科目の一部を対応する一括認定科目で代替えすることができます。
- ※転籍・転部・転科、または編入学で入学した学生は、必ず、学部窓口で進級卒業要件を確認してください。