電気電子工学専攻修士課程2年 小林 愛佳さん(笠原崇史研究室)が、第41回「センサ・マイクロマシンと応用システム」シンポジウムで速報ポスター賞ファイナリストに選ばれ、表彰されました。

2025/01/14

受賞者  :小林 愛佳(電気電子工学専攻修士課程2年)
受賞会議名:第41回「センサ・マイクロマシンと応用システム」シンポジウム
受賞名  :速報ポスター賞ファイナリスト
受賞日  :2024年11月27日
受賞論文 :赤色燐光マイクロ流体電気化学発光素子の発光特性

研究概要:
イリジウム錯体を用いた新規赤色燐光電気化学発光(ECL:Electrogenerated chemiluminescence)溶液を開発し、これまでに笠原研究室で作製手法を構築してきたマイクロ流体素子を用い、当該溶液の発光特性を評価するとともに、用いた材料の物性を解析し、発光過程を議論しました。

この研究が期待される新しい技術、応用:
ECL素子は、発光性溶液を2枚の透明電極で挟むだけの簡易な構造を有する自発光素子であり、『溶液の流動性を活かしたフレキシブル化』など従来の延長線上にないディスプレイ創出が期待されています。電気電子工学専攻・笠原崇史研究室ではデバイス作製および材料開発の両アプローチでECLの性能向上を追究しています。

◆研究室動画(YouTube)
https://www.youtube.com/watch?v=7yQwQiXMcqg